引きこもりの大学時代

大学生の時、私は引きこもりだった。

今でもそうなのだが、本格的に引きこもり化したのはその時からであった。

 

 

高校の時は、レベルの高い部活に入ったことと勉強が全く付いて行けなかったこととが原因で、毎日毎日部活と勉強しかしてこなかった。

自宅からかなり遠い高校だったので毎朝早起きしなければならないし、帰宅するのはいつも20時過ぎ。

多忙な高校生活に心底疲れ切っていて、だから大学に入って一人暮らしの自由を手に入れた途端にダメになったのだ。

 

 

とは言っても、最初の頃は高校時代の名残のおかげで毎日一限から大学に行っていたし、バイトにも行っていた。

何も初めから引きこもっていたわけではない。

 

しかしそれは2年が限界だった。

3年生になって就活をするからとバイトを辞めてからというもの、まったく外に出る気がなくなってしまったのだ。

大学に行くのも買いものに行くのも億劫と感じるほどで、もちろん就活などやれるわけがない。

 

そこから私はどんどん引きこもり化していった。

大学の単位は1、2年の時に真面目に授業を受けていたおかげでなんとかなったが、卒論は何としても書かなければいけなかった。

だからそれは家で頑張って書き、何回か教授に見せに行ってどうにか完成させ、無事に卒業することができた。

 

 

 そして就職もしないまま実家に戻って今に至るわけだが、私はあの引きこもり生活を悔やんではいない。

そりゃ人が見たらなんて自堕落な奴なんだと思われるだろうが、私はあの頃本当に充実していたのだ。

 

そのことについては次のブログから詳細を語ろうと思う。